
最強の釣りゲーム
『ぬし釣り64』を君は知っているだろうか?
ぬし釣り公式HP
発売日:1998年11月27日
販売:パック・イン・ソフト
開発:ディーディーエル、フェルガ、トゥキャン
対応機種:ニンテンドー64
売上本数:8万
CM:ぬし釣り64 CM ようつべ
このゲーム約8万しか売れてなかったのか。
皆さんは『ぬし釣り64』を知ってますでしょうか?
このゲーム・・・かなり面白いんです!!
俺の所持している64ソフトの中でもトップ10には確実に入る思い出深い作品となっています。
□キャラクター/シナリオ

家族みんなでぬし釣りだ~~~!!!
このゲームは選べる主人公が多く、プレイヤーはとある家族の中から一人選択して”ぬし”を釣る旅に出かけます。
主人公は、【父、母、兄、姉、弟、妹】の6人。しかも、それぞれ旅の目的が違えばラスボスの”ぬし”の種類も違うと言う充実ップリ!!!
一人でまったりはもちろん。これはまさしく家族で楽しめるゲームですね。当時の自分も「○○釣ったー!」とか報告しあっていたと思います。
あっ!自分は長男なんで、選んだキャラクターは”兄”です。
□ゲーム性
このゲームはただの魚釣りゲームではない。
なんと!虫取り・花摘みもできるのだ!!
ゲームのOPでは魚が一切登場せず、虫と花をアピールしているところから、魚以外に力を入れているのが伝わる。
○体力/戦闘
このゲームには体力が設定されており、海を無理に泳いだり、ダメージポイントで瀕死になったりすると倒れるw
主に体力を消費する要因としては・・・戦闘だ!
このゲーム。道を歩いていると動物に襲われて戦闘画面に切り替わる。戦闘モードでは、動きまわる動物めがけて石やエサを投げつける事が出来る。力で退かせるか、平和的にその場を治めるか、それはプレイヤー次第である。
○魚釣り
100種類以上にも及ぶ、海や川の魚に出会える。ハードがパワフルなニンテンドー64と言う事もあり、3Dポリゴンのイキイキとした魚が登場する。

↑ハゼ。水辺の移動に必要な『タライ』を入手するために釣る最初の獲物。
また、魚がエサに喰いつくと視点が水の中へと切り替わる。魚の動きを観察し、魚との駆け引きを楽しめると言う臨場感MAXなシステムが魅力的である。
エサ釣りの他にもルアーやフライでも楽しめるが、それには専用の竿が必要。そのために釣り大会にエントリーして賞金を稼ぐのだが、これが中々つらい。高価なものを手に入れる大変さも妙にリアルな感じがする。
釣った魚を水槽で飼うこともできるぞ!!
○虫取り
これが一番熱いと言っても過言ではない!7割方『虫取り64』だったかもしれない。
網を装備すると、”虫”がフィールドに現れるようになる。その”虫”に網で振れると、画面が切り替わり虫取りモードへと移行する。

この虫取りが凄く良く出来ている。あたりを見回し、ターゲットを決めたらゆっくりゆっくりと近づき捕獲or時には迅速に捕獲したりと、駆け引きが面白い。
こちらも魚釣りと同様に捕獲した”虫”を飼う事が出来る。体力を犠牲にしてカゴの中をハチで一杯にする遊びをした方は多いはずw
○花摘み
こちらはそこまで熱中しなかったかな。
ハサミを装備するとフィールドに”花”が現れるので、ハサミで”花”に触れると、花摘みモードへと移行する。花はもちろん動かないので、簡単に摘むことができる。春の七草はこれで覚えた。
□サウンド
ぬし釣り64 BGM集 ニコニコ動画
サウンドも実に良い出来。聴いててほっこりします。
魚を取り逃した曲やハチの羽音のSEはトラウマだったりする・・・
□その他
”四季”の概念があり、それによって変化する魚、虫、花がいるので作り込みが凄い。同じ場所でも違った発見にたくさん出会えるでしょう。
移動が遅いのでダルく感じますが、後半で自転車やカヌーを入手する事が出来ます。それで移動が快適になると思いきや、地形に引っ掛かってうまく動けなかった思い出が・・・!
1年(ゲーム内の時間)の総括にどこからかやってくるのか分からない”謎の通知表”が貰えます。1年のプレイングの評価をしてくれるのですが、
・動物をいじめないで
・釣り具を人にぶつけないで
・・・・・・すいませんでしたっ!!人にルアーをぶつけると「いてっ!」っというボイスが面白くて延々当てていました!
□おわりに
改めて調べてみたんですが、
・魚をリリースすると魚が大きく育つ
・父と母の”ぬし”は序盤で釣る事が出来る。その理由は、子供に買い与えた親がプレイする事を考慮し、敢えて短めにしている
・WiiとPSPでもシリーズ展開する予定だったが、中止になった・・・
↑ここら辺の話は知らなかった。攻略本ももってるのにぃ・・・
Wii&PSP版は残念ですね。まぁ出たとしても64を超えられる気がしない。
そう断言するくらい面白いですマジで!
リアルでの魚釣りは全く興味ないしグロテスクで無理なのですが、『ぬし釣り64』のおかげで色々学ぶことができました。思い出の作品です。
ちなみに『海のぬし釣り2』も持ってます。
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